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田中角栄10大伝説!5「日中国交正常化」! [田中角栄]

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田中角栄10大伝説の5は、歴史に刻まれた

角栄の大仕事「日中国交正常化」です。

「田中角栄でないと、できなかった」と思われるものは多いが、

その中でも「日中国交正常化」を実現させたことは、いまなお

「角栄最大の功績」として賞賛されている。1972年9月29日、

日本は中国との共同声明に署名調印し、正式に日中国交を回復させた。



日中関係が冷え切っている現在、もしあのとき、

田中角栄が日中関係の問題に着手していなければ、

いまごろ日本はどうなっていたか想像つかない。


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1972年7月に田中角栄が総理になってから

このように語っている


「毛沢東とか周恩来という今の中国を作った

創業者は共産主義であれ何であれ、

苦労をしてきた連中だ。多くの死線を越えてきた。

それだけに、すべてないものづくしのなかで

あのでかい国をやりくりしていくためには、

今何が必要かということが分かっている。

賠償金を放棄するという決断は、

あの2人にしかできない。だからこそ、

連中が元気なうちにこの勝負を決めなければならないんだ。」



ライバル福田赳夫に勝ち、総理の座に就いた角栄は、

ハワイでニクソン大統領と会談して、日本の方針を伝えた。

国内の台湾派議員や右翼団体からの

激しい抵抗の中、9月に訪中する。



その時の角栄の言葉を、秘書が語る。


「中国には命をかけて行く。俺は命は惜しくない。

深夜、目を覚まして思うのは、常に国家国民のことだけだ。

岸さんも言っていたが、

この気持ちは総理経験者でなければ分からないものだ」



また、別の秘書は中国側から事前に

「角栄の嗜好」について聞かれ、こう答えている。


「室温は17度。冷たいお絞りと氷水。

台湾バナナと柏崎の”西牧”の味噌汁、

それにコシヒカリ」


すると中国側は完璧にそのリクエストを準備し、

訪中した田中角栄を迎えたという。


歴史的な調印式を成功させ、パンダのお土産まで

持ち帰った田中角栄に国民的人気は急上昇した!

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田中角栄が総理の座を降り、

ロッキード裁判の被告となった後も、

中国は常に田中角栄に敬意を払い続けていた。



1978年には、鄧小平副総理が来日した時は、

田中角栄の私邸を表敬訪問しているし、

1992年に来日した江沢民の訪問を受け、

その4ヶ月後に訪中を果たした。


当時の角栄の言葉に


「中国再訪が実現し万感胸にせまるものがある。

私はこの20年間片時も目を離さず、

日中関係をみつめてきた。

首相当時下した決断が間違っていなかったことを

確信したい一心で訪れたのである」



歴史に刻まれる大仕事は、田中角栄の光った

フットワークと実行力により成功しました。

読んで頂き有難うございます。

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