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エイズウイルスの感染力を低下させる 「たんぱく質」発見! [ニュース]

HIV エイズ.JPG

11月24日のNHKの発表によりますと、

ヒトの体内にエイズウイルスの感染力を

大幅に低下させる働きを持つ「たんぱく質」

があることが国立感染症研究所により

発見されました。



エイズの新たな治療薬の開発に

つながると注目されています。



国立感染症研究所の発表と

エイズウィルスについて

検索してみました。

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アメリカの俳優、チャーリー・シーンさんが

17日に米NBCテレビでのインタビューで、

自身がHIV感染していることを

告白したことが話題になっていますが、



国立感染症研究所では、

エイズウイルスの感染力を

大幅に低下させる働きがある

タンパク質を発見しました。


タンパク質「MARCH8]とは?


エイズウィルスの感染力を

大幅に低下させると分かったのは、

ヒトのリンパ節の中の細胞の

一部に含まれる「MARCH8」

と呼ばれるたんぱく質です。



国立感染症研究所の

徳永研三主任研究官らのチームは、

MARCH8を持つ細胞と持たない

細胞でそれぞれエイズウイルスを

培養したところ、MARCH8を

持つ細胞で増えたウイルスは、

ほかの細胞に感染することが

ほとんどできませんでした。



このためさらに詳しく調べたところ、

MARCH8を持つ細胞で増やした

エイズウイルスは、細胞に感染する際

必用なウイルス表面の突起が極端に

少なくなり、感染力が大幅に低下して

いたということです。




徳永主任研究官は

「体内でMARCH8をたくさん

作る薬ができれば、エイズの

治療効果が期待できる。

表面に突起を持つ別の種類の

ウイルスでも感染力の低下が

確認されており、今後さらに研究を

進めたい」と話しています。


なお本研究は、
国立感染症研究所感染病理部
・免疫部、
東京医科歯科大学、
長崎国際大の共同研究の成果である。



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HIV・エイズって何?



HIVとは、

エイズウィルスのことで、正式には

「ヒト免疫不全ウイルスといいます。

ヒトに感染すると、免疫力を低下

させてしまうウイルスです。



HIVに感染し、治療をせずにいると、

免疫力がだんだん弱くなり、数年~10年

で健康な人であれば何ともない菌や

ウイルスで、様々な病気がおこります。


その病気が、エイズ指標疾患とされる病気

にあてはまると、エイズを発症したと診断

されます。

どうしたらうつるの?



感染のしくみは、

HIVを含む血液、精液、膣分泌液、母乳

といった体液が、相手の粘膜部分
(主に口の中、ペニス、尿道、膣、直腸)

や傷口などに接触することで、

感染の可能性が出てきます。


また、汗、涙、唾液、尿、便などの体液

の接触による感染の可能性はありません。

3つの感染経路



1、性行為による感染

 あらゆる性行為により感染の可能性が

 あります。HIVが粘膜や傷口から、

 血液内に入って感染します。


2、血液による感染

 麻薬や覚せい剤の「まわし打ち」で

 感染する可能性は非常に高くなっています。

(まわし打ちでなくても、ドラッグを使用して

 の性行為は無防備なことが多く、

 非常に危険です)

3、母子感染

 まず妊娠したら、産婦人科で受ける

 「妊婦検診」で、HIV検査を受けられます。

 もし、母親が感染していることが分かっても、

 妊娠中から医師の治療を受けることにより、

 赤ちゃんに感染しないように対策を

 とることができる。


参考HP
http://www.std-lab.jp/


すごい発表ですね!

タンパク質 MARCH8の発見により

エイズウイルスから多くのヒトの命が、

守られる可能性が出てきました。

本当にスゴイ発表です。

これからはどのようにして、

免疫を低下させるタンパク質を体内に

増やせるかも分かってくると思いますので、

今後の研究結果を楽しみにしています。


最後まで読んで頂き有難うございます。





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