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自燈明・法燈明の教えは「お釈迦様の遺言」! [歴史]

自燈明.PNG

伊達政宗の禅師である
虎哉和尚(臨済宗・妙心寺)が、

幼少のころの、伊達政宗に
「自燈明・法燈明」
という言葉を教え込みました。

この、「自燈明・法燈明」の教えを
いろいろ調べてみました。

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お釈迦様が死を迎えようとしていた
約2500年前に、お釈迦様を
見守っていたお弟子様・信者様に対しての
遺言としての言葉になります。


「お釈迦様がお亡くなりになったら、
何を頼りに生きていけばいいのでしょうか」
という問いに

「自燈明・法燈明」と
お答えになったそうです。


<自燈明・法燈明とは>

自燈明

他社に頼らず、自己を拠りどころにする

法燈明

法を拠りどころにして生きる

これは、自らを灯りとして、お釈迦様の
教えを頼みにして生きなさいという意味
のようです。


詳しい説明は、
2500年前釈迦入滅時

釈迦は死に瀕するような大病にかかった。
しかし、雨期の終わる頃には気力を
回復した。

この時、阿難(アーナンダ)は
釈迦の病の治ったことを喜んだ後、

「師が比丘僧伽のことについて何かを
遺言しないうちは亡くなるはずはないと、
心を安らかに持つことができました」
と言った。

これについて釈迦は、
比丘僧伽は私に何を期待するのか。
私はすでに内外の区別もなく、
ことごとく法を説いた。

阿難よ、如来の教法には、
あるものを弟子に隠すということはない。
教師の握りしめた秘密の奥義(師拳)は
ないと説き、

すべての教えはすでに弟子たちに
語られたことを示した。

だから、汝らは、みずからを灯明とし、
みずからを依処として、他人を依処とせず、
法を灯明とし、法を依処として、
他を依処とすることのないように
と訓戒し、

また、

「自らを灯明とすこと
 法を灯明とすること」

とは具体的にどういうことかについて、

では比丘(僧)たちが自らを灯明とし
…法を灯明として…(自灯明・法灯明)
ということはどのようなことか?

阿難(釈迦の十大弟子の一人アーナンダ)
よ、ここに比丘(僧)は、

身体について
感覚について
心について
諸法について

観察し、
熱心に明確に理解し、
よく気をつけていて、

世界における欲と憂いを
捨て去るべきである。

阿難よ、このようにして、
比丘はみずからを灯明とし、
みずからを依処として、
他人を依処とせず、法を灯明とし、
法を依処として、
他を依処とせずにいるのである

として、いわゆる四念処(四念住)
(仏教における悟りのための4種の
観想法の総称)
修行を実践するように説いた。

これが有名な釈迦による
「自灯明・法灯明」の
教えであります。

(参考「wikipedia 釈迦」)


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自燈明・法燈明の教えは
大河ドラマ伊達政宗の中でも
演じられていました。

虎哉和尚から、大将は
自燈明・法燈明で生きる。

自燈明とは
他社に頼らず自己を拠りどころにする

法燈明とは
法を拠りどころにして生きる

簡単には分かることではありませんが、
胸にしみる言葉です。


他にもその時の教えに、

焦りを無くす

大将は人を憎まず

釈迦との約束
 ・寝姿は見せぬこと
  (妻以外)

契を大切に
 (夫婦関係)

の4つがありました。


約450年前になりますが、大将と
なっていく人には、子供の頃からの
素晴らしい学びがあったのですね。

自燈明・法灯明と一緒にこの4つの
教えも、胸にしみる言葉になりました。


最後まで読んで頂き有難う御座います。


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