明治の大富豪から学ぶ成功哲学３か条！莫大な財を築いた大富豪とは！ [歴史]
幕末から明治にかけて大活躍し、
莫大な財を築いた大富豪
渋沢栄一
岩崎弥太郎
安田善次郎
広岡浅子
４人の実業家の成功哲学３か条を
紹介していきます。
スポンサー リンク
渋沢栄一から学ぶ成功哲学３か条
１８４０年埼玉生まれ。
東京ガス、王子製紙、帝国ホテル、
東京証券取引所などの設立に関わり、
日本の実業の基礎をつくった人物です。
１，大きな決断をするときは、
幅広く情報を集め、反対の意見も聞く。
２，最先端の地を自分の目で視察して
大局をつかむ。
３，道徳を貫くことで、人からの
信用を勝ち取る。
もともと実家が農業の傍ら商売をしており、
本人も武士、官僚、実業家と様々な職業に就き、
そのおかげで
様々な人の意見を聞き入れ、
考えを改める柔軟性がありました。
また、パリ万国博覧会の使節団の一員として
ヨーロッパの資本主義経済を自らの目で見て、
日本に資本主義や実業界を導入し発展させる
ことに邁進する。
企業の目的が利潤の追求にあっても、
根底には道徳が必要であり、
公共に対して責任を持たなくてはならない
という考えがあり、日本社会全体に
その考えを浸透させようと努力しました。
岩崎弥太郎から学ぶ成功哲学３か条
１８３５年高知県生まれ。
土佐藩の苗字ももたない非常に低い武士で、
明治維新の数年前に岩崎という苗字を買う。
３６歳で創業し、三菱財閥の創設者となる。
１，牢獄であった人にも教えを請う
２，むちゃぶりをチャンスと思えるほど、
勉強しておく
３，価格ではなく、仕事の本質を追求する。
父の暴力事件で弥太郎も投獄され、同室に
いた木こりに算術を教わり、
出獄後に吉田東洋に召し抱えられ、
土佐藩の経済官僚になります。
大久保利通が台湾出兵に際し、日本国郵便
蒸気船会社から輸送を断られた祭に弥太郎を
呼び、この輸送を依頼。その場で決断する。
大きな決断をすぐにできたのは、猛勉強による
知識の多さと人脈を駆使した情報収集だった。
弥太郎は、輸送費の支払いを銀行と保険会社の
設立で、商品を売った収入から運賃を払えるよう
安心を提供することにより成功をおさめる。
安田善次郎から学ぶ成功哲学３か条
１８３８年富山県生まれ。
富山藩の最下級武士で、
２１歳で江戸にでて玩具店などの丁稚奉公を経て
両替商を開業し、みずほファイナンシャル
グループの礎を一代で築く。
１，他人から笑われるほどの
大きな目標を持つ
２，人が嫌う仕事で、
自分に向いているものを探す。
３，収入の２割は貯蓄する
自分は千両の分限者になる。これが
善次郎の口癖です。
分限者とは、金持ち、資産家のこと。
明治時代に入って、新政府が最初の紙幣を
発行したときに、多くの両替商は扱いを辞める
中、官僚からの情報を得て買い集め
巨大な利益を得る。
善次郎には生涯守り抜いた誓いがあり
１，独立独行
２，嘘は言わない
３，収入の２割は貯蓄する
この３つの誓いを死守して大成功をおさめる。
広岡浅子から学ぶ成功哲学３か条
１８４９年三井家の４女として京都で生まれる。
座右の銘は九転十起。並外れた行動力で
炭鉱経営、銀行経営、生命保険会社創業、
日本初の女子大学設立と明治の日本を
奔走した実業家。
１，立ち直れないほど失敗したら、
気づきがあるまで勉強する
２，子供の頃に感じた疑問を
志にする
３，夫や実家など持っている人脈
金脈は素直に使う
一度は手を引いた炭鉱経営を
失敗したら自ら死ぬ覚悟で懐にピストルを
忍ばせ、炭鉱経営を再開する。
失敗の裏で鉱山学などを猛勉強していた。
子供の頃、女に学問は必要ないと読書を
禁じられた淺子は、女性が社会進出する
世の中を願っていた。
新会社をつくるときは、夫や義弟を
社長にして自分は一歩、引く。
それにより、大阪商人にも好かれ
大阪財界そのものを味方につける。
（参考 PRESIDENT 2018,2,28号）
スポンサー リンク
幕末から明治にかけて大活躍し、
莫大な財を成した４人の実業家は
いかがでしたでしょうか。
時代を読み取り、新ビジネスへの着眼点は
今の時代も同じなのかもしれませんね！
私自身、すごく勉強になりました。
明治の大富豪から学ぶ成功哲学３か条！は
以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座います。
スポンサー リンク
関連記事
日本の億万長者ランキング【２０１５】！１位がスゴイ！
コメント 0